江東区にお住まいで初診日が特定出来ず、初診証明書も取れなかった方が網膜色素変性症で障害基礎年金1級が決定した事例
1 相談者
男性(50代)
傷病名:網膜色素変性症
受給した年金種類と等級:障害基礎年金1級
年金受給額:年額約99万円3千円
2 ご相談者の状況
現在は江東区にお住まいの方で幼少期当時は、福島県いわき市に在住されており12歳の時に地元の眼科を受診していたが、19歳の時に紹介で福島医大へ転院して以降ずっと定期的に検査受診を継続していた。当時は、若かったこともあって眼の状態をあまり気にすることなく日常生活を送っていたが、徐々に夕方うす暗くなると見えにくくなり夜は殆ど外出が心配になるほどの状態となった。障害年金の申請相談の為に地元の年金事務所へ出向いたが、初診日が特定出来ず証明書も取得出来ないと障害年金は認定が難しいと言われ、一度は申請を諦めていたそうです。その後、東京へ転居することになり自宅近くの眼科で定期的に受診を続けていたが、自分と同じ経過を辿った方でも障害年金を受給されている方がいると眼科で聞き、網膜色素変性の患者の集まりである網膜色素変性症協会へ相談の連絡をし、網膜色素変性症で障害年金の実績が多い東京障害年金相談センターを紹介してもらい電話をされたとのことでした。
3 相談からの申請迄のサポート
網膜色素変性症で長く受診を継続されている方の多くは、複数の眼科を転々としている場合が多く、また昔の記憶の為に受診して来た眼科医院名や受診の順番の記憶も定かでないケースが多く見られます。
そこで当センターでは、先ず初診日を特定する為にこれ迄の受診歴をじっくりと時間を掛けながら思い出して頂くことから準備をスタート致します。ご相談者の方も福島の地元では12歳頃から福島医大へ転院するまで4件の眼科を受診していることが判明しました。念の為に受診先全てに連絡を入れ受診状況等証明書の作成の可能性を調べましたが、長い年月が経過していることからカルテの保存が無く証明書を取得することが困難と判明しました。当時の微かな記憶を頼りに受診歴をまとめながら申請準備を慎重に行いました。また、診断書の作成に際しては主治医のご理解とご協力を頂く為に障害年金の認定について詳しい説明と審査上の留意点をご理解頂きながら慎重に作成して頂きました。特に病歴状況等証明書の記載は、幼少期から現在迄の状況の推移を時系列で出来るだけ詳細に記載し申請を行いました。
4 結果
申請後、4ヶ月後に障害基礎年金1級が決定し、年額約99万円の年金受給になりました。
網膜色素変性症は、進行性の疾患で症状の進み具合も人によって差が大きいという特徴を持っています。視野測定の結果、視野の欠損率が90%以上で障害者手帳2級を取得している場合は、障害年金1級又は1級の認定可能性があります。ただ、障害年金の認定には、目のご状態だけではなく申請の前提条件となる初診日の証明や保険料の納付条件を満たすことが必要です。特に長い年月に渡って治療を継続してこられた方には、初診日の証明する子は相当困難となる場合が殆どです。諦めずにぜひ専門家にご相談下さい。
一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください
当相談センターは、お客様のご事情を充分に考慮しキメ細かな対応をしております。
また、個人情報の適切な取り扱いと厳格な保護に努めておりますのでご安心ください。
まずはお電話かメールでご相談のご予約をしてください。
お電話はこちらから:03-3888-6614
受付時間:9:00~18:00
24時間対応のメール相談はこちらから
杉野経営労務事務所は、お客様の障害年金に関わるすべてのお悩みにお答えさせていただきます。
特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して当事務所の社労士が丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
障害年金にお悩みの方、申請されたいと思われている方は是非お電話にて無料相談についてお問合せ下さい。
ヒアリングをしっかりとさせていただきます。
お客様のご都合の良い時間を選んで頂き、日程調整をさせていただきます。
無料相談では、当事務所の障害年金専門家の社労士がお客様のお話を約30分~1時間かけて、しっかりとヒアリングさせて頂きます。
年金のアドバイスをさせて頂きます。
年金については、申請書の書き方一つでもらえる受給額が大きく変わったり、また、もらえなかったりするケースが多くあります。
当事務所のスタッフが丁寧に対応させていただきます。
是非、お電話にてお気軽にお問い合わせください。
TEL:03-3888-6614
(クリックすると電話が繋がります)
また、メールでも随時お問い合わせを行っております。こちらまで。 >> メールフォーム
関連記事
クイックタグから関連記事を探す
「網膜色素変性症」「視覚障害」の記事一覧
- 【網膜色素変性症】更新で不支給になったが、再度の申請で年金が復活した事例
- 足立区で網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 足立区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金1級の認定を受けた事例
- 杉並区にお住まいの網膜色素変性症で障害基礎年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級に認定、遡って約5年分の年金を受給出来た事例
- 墨田区にお住まいで医師から初診証明書作成を拒否されたが、網膜色素変性症で障害基礎年金2級を受給した事例
- 新宿区にお住まいで初診証明が取れず、第3者証明により網膜色素変性症で2級の認定決定した事例
- 中央区にお住まいで網膜色素変性症で申請を諦めていたが認定された事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級 の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚基礎2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 練馬区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 世田谷区にお住まいで網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級の認定を受けた事例
- 文京区にお住まいで網膜色素変性症害で障害年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
- 網膜色素変性症で障害厚基礎1級の認定を受けた事例
- 目の障害・網膜色素変性症で障害厚生年金2級を受給した事例
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級認定されたケース