柏市にお住まいで人工透析で障害年金（年額142万円）受給決定した事例

ご相談者

男性（５０代、無職）

傷病名：慢性腎不全

受給した年金種類と等級：障害厚生年金２級

年金受給額：遡り受給金額　年金額　約１４２万円

ご相談者の状況

千葉県柏市にお住まいの方で４０代の時、会社の健康診断で糖尿病の疑いを指摘され受診するよう薦められましたが、仕事が多忙であり特に症状も無かったことから受診しないまま経過した。４３歳の時に激しい喉の渇きや足のむくみがでて受診したところ糖尿病がかなり進んでおり近い将来透析導入の可能性を医師から言われ慌てて治療に専念したもののその後数年の期間経過後にクレアチニンの数値が急上昇したことから透析導入となった。医師から障害年金受給の話を聞き、年金事務所へ相談に行ったところ、糖尿病が初めて疑われた時が初診日になり、初診証明書が取れないと障害年金の認定は厳しいと言われ途方に暮れてしまい、インターネットで調べたところ透析での障害年金申請に実績が多く、透析患者会である全国腎臓病協議会のホームページでも紹介されている東京障害年金相談センターを知り藁をも掴む思いでご連絡を頂いたとのことでした。

相談から申請迄のサポート

慢性腎不全は、糖尿病が原疾病とされていることが多く見受けられ、その場合、最初に糖尿病で受診した医療機関の初診日の初診証明が必要になりますが、既に病院にはカルテ保存がなく初診証明書を発行出来ないと言われていました。最初に受診した医療機関は、会社の近くの個人病院であったことからそこでは糖尿病が進んだ治療を行えず、紹介で大きな病院の専門医に受診していたことが判明した為、２件目の病院から初診証明書を取得したところ、紹介元の個人病院の診療情報提供書写しが残っており、そこで初診日の確認をとることが出来ました。ご相談者の方は、２０代からずっと同一の会社に勤務しておりずっと厚生年金に加入しておられましたので保険料納付要件も問題なかったことから直ぐに診断書を透析中の病院にお願い致しました。年金審査に上で重要書類となる病歴状況申立書は、会社の検診で糖尿病の疑いを指摘されたときから現在までの状況の推移を時系列で詳細に作文して年金機構へ申請手続を行いました。