杉並区にお住いで網膜色素変性症で障害厚生年金2級の認定を受けた事例
相談者のプロフィール
居住地:杉並区
年齢/職業:30代/パート勤務
傷病名:網膜色素変性症
受給した年金種類と等級:障害基礎年金2級
年金受給額:年額約180万円(子供2人の加算含む)
相談時の状況
30歳の頃、夕方自転車で走行中に視野が狭く感じとことから近所の眼科を受診した。
視力は右0.8、左1.0と問題なかったが、視野が狭く感じたことや眼底検査の結果、網膜色素変性症が疑われた為、精密検査を医師から薦められたが、
当時は幼い子供2人がいたことから受診せず暫く経過してから再度検査を受けたところ網膜色素変性症の疑いが強く、杏林大学病院へ紹介・転医となり、同大学病院で両眼網膜色素変性症と確定診断を受けた。
その時は、視力も既に両眼とも0.5へと悪化していた為、直ぐに治療を開始することを決意した。
病状としては、視野が狭く感じる以外には痛みなど特に異常を感じることがなかったので自分が障害年金を受給出来るとは夢にも考えていなかったが、たまたまインターネットで自分の病気のことを調べていた際に網膜色素変性症で障害年金の受給支援の実績が高い東京障害年金相談センターのことを知って相談に至った。
当センターの相談から請求までのサポート
網膜色素変性症は、遺伝性を疑われる疾病であることから念の為にご相談者には幼少期からの眼のご様子をヒヤリングしたが、異常や受診歴は無かったことから30歳の時に自転車走行時に視野狭窄を感じて受診した近所の眼科を初診として障害年金の申請準備をスタートしましたが、既に初診から8年経過しており、病院にカルテ保存が無く初診証明書の取得が不可能な状況でした。
その為、紹介受診となった杏林大学病院へ調査依頼を行ったところカルテ保存と一緒に眼科の紹介状が残っていたことから証明
として申請時に添付しました。網膜色素変性症の診断書は、指標の特定が必要であるため、医師にはゴールドマン型視野計での測定を依頼致しました。
病歴状況申立書には遺伝性がないこと、自転車走行時の視野狭窄実感による初診であることを強調すると共に、視野狭窄による日常生活上の不自由さを実際の行動レベルで詳細に記載して申請を行いました。
結果
申請から4ヵ月目に入った月初に、無事に障害厚生年金2級が決定し、夫の加算を除く子供2人の加算を含めて年額約180万円の年金受給となりました。
網膜色素変性症での障害年金の申請は、以下の様ないくつかの難しいポイントが存在します。
① 初診日を特定することが難しい(遺伝性を疑われる疾病であることや幼少期から
眼の状態が継続していることから異常があると気付きにくい為)
② 初診日が相当以前にあることが多く、初診証明書の取得が難しい
③ 視野を測定する指標が2種類あり、どちらで測定するかによって状態が異なる
結果となる場合がある。
以上のことから網膜色素変性症での障害年金の申請は、他の疾病と異なり準備が特殊な場合が多く見受けられる為、同疾病の申請実績が豊富な専門家とご相談されることをお薦めします。
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特にその中でもお客様が受給できる可能性のある年金に関して当事務所の社労士が丁寧にアドバイス・代行申請させていただきます。
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