豊島区にお住いの方で初診証明書が取れずに人工透析で障害厚生２級の認定をうけた事例

ご相談者

東京都豊島区在住

男性（５０代、会社員）

傷病名：慢性腎不全

受給した年金種類と等級：障害厚生年金２級

年金受給額：年額約147万円

ご相談者の状況

50代の男性が3年前から人工透析を始めましたが、障害年金の受給が可能であることを知らなかったため、人工透析に関する障害年金の申請方法について不明点が多く、東京障害年金相談センターに助けを求めていらっしゃいました。
所管の年金事務所からは初診証明が求められたものの、どの日が初診日とされるのかや、どの症状に基づいて初診証明を取得すべきなのかがわからず、お客様は困っておりました。

相談から申請迄のサポート

東京障害年金相談センターで最初に行った事は、お客様が糖尿病を初めて発症した際の症状についての詳細なヒアリングでした。お客様の記憶をもとに、糖尿病の発症から現在に至る経緯や経過をしっかりと把握することが目的でした。

そのヒアリングの結果、初診証明の重要性が明らかになったため、速やかに某大学付属病院との連携を図りました。お客様の初診時の医師や関連部門に依頼を行い、適切な初診証明の取得を進めました。

障害年金の申請においては、健康診断の結果も非常に重要な書類となります。お客様は過去に勤務先で健康診断を受けていたことを明かしていたので、該当する健康診断結果の保管場所をなるべく早く確認するべく、会社側への問い合わせを行いました。しかし、想定外の事態として、会社には検診結果が保管されていないことがわかりました。

再度某大学付属病院に依頼することにしました。お客様の健康診断の結果に関する情報を調査しました。お客様の医療記録の中に、当時の検診結果が保存されていることがわかりました。

このような流れで、東京障害年金相談センターはお客様の障害年金申請に必要な書類を一つ一つ確認し、整えました。お客様の障害年金の申請手続きをスムーズに進めるため、全力での東京障害年金相談センターはサポートを心掛けました。

◆結果

お客様が人工透析を受けることとなった腎不全に起因する障害年金の申請からわずか4か月後、お客様は障害厚生年金2級としての認定を受けることができました。

一般の方がご自身で障害年金の申請を試みる際、多くの障壁や複雑な手続きに直面することが多く、障害年金の受給に成功する確率は低いことが多いです。しかし、このような複雑なプロセスに熟知している専門家の協力を得ることで、必要な書類の取得や適切な障害年金の申請方法に関するアドバイスを受けられるため、成功する確率が大幅に向上します。

したがって、障害年金認定をスムーズに進めるためには、専門家の知識と経験を活用することが非常に効果的です。専門家への相談を積極的に検討することを強く推奨いたします。

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