がんで障害年金は難しい?申請するポイント3選!【社労士が解説】
こんにちは、社会保険労務士の杉野です。
私は東京で10年以上障害年金の申請に特化しています。
今日はがんの方向けに障害年金の申請のポイントを解説します。
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がんとは
がんは、三大成人病の一つで、遺伝子の突然変異によって生まれる際限なく増殖する細胞により引き起こされる病気です。
2018年の国立がん研究センターの統計では一生のうちに実に2人に1人の割合でがんと診断されるようです。
化学物質などの外的要因や食事・喫煙などの生活習慣、仕事や生活におけるストレスなどの心理的要因により引き起こされると考えられていますが、完全ながんの予防法はまだありません。
がん治療により働くことが出来ない場合の公的所得補償の一つとして障害年金の活用が考えられます。
障害年金とは
「障害年金」とは、公的な年金の1つで、病気や事故が原因で障害を負った方へ、国から年金が給付される制度です。
障害者のための特別な手当と勘違いされている人もいますが、実は老齢年金と同じ公的年金です。
また、障害者手帳とは別の制度となりますので、障害者手帳の取得の有無で障害年金の支給が決まるわけではありません。
障害者手帳をお持ちでない方も一定の基準をクリアーされれば年金を受給できる可能性があります。
障害年金はいくら受け取れるの?
障害年金は、具合が悪くなった頃に加入していた年金制度により受け取れる金額が異なります。
国民年金の加入であった場合は、年金額は1か月約7万円前後です。
また、厚生年金加入であった場合には、年金額はおおよそ1か月約10万円程度となります。
がんで障害年金を申請するポイント
がんで障害年金を受け取ることは可能です。
がんで障害年金を受給するためには、いくつかのポイントがあります。
①診断書の「他覚所見と自覚症状」欄の充実
「他覚所見と自覚症状」という欄があり、審査でも重要になります。
医師にここの欄をしっかり記載いただくようにお伝えください。
➁医師に日常生活の状況を伝える
比較的ステージの浅い段階であっても抗がん剤治療等により日常生活や就労に支障が生じている場合は、障害年金の認定を受けることが出来ます。
日常生活の状況は医師もなかなかご存じではないので、しっかりと伝えて診断書に反映してもらうことが重要です。
➂申請のスピードが重要
がんの方は症状が急変することもあります。
過去に申請中にお亡くなりになってしまうケースもございましたのでスピードが重要です。
障害年金の申請は書類作成や医師への診断書依頼と労力がかかり、大変な場合は半年申請にかかる方もいます。
専門家は3か月程度で申請可能ですので、頼ることもおすすめです。
※申請期間はケースによります。
「がんで障害年金の認定を受けた事例」
実際に当事務所のサポートで認定された事例をご紹介します。
がんの中でも大腸がん・胃がん・乳がんの方の申請実績が多くございます。
* 川口市にお住まいで大腸がんによる人工肛門造設で障害厚生年金3級となった事例
まとめ
がんで障害年金を受給することは可能ですが、診断書や申請スピードが重要になります。
お悩みの方は専門家の無料相談を受けることがおすすめです。
当事務所はお客様のご事情を充分に考慮しキメ細かな対応をしております。
また、プライバシーマーク使用許諾事業者に認定されており、
個人情報の適切な取り扱いと厳格な保護に努めておりますのでご安心ください。
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